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更新日:2008年4月10日(木)
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●植え替えの目的
盆栽は、植えてからの数年がたつにしたがって、鉢のなかの根が多くなり、水を通しにくくなったり、用土の粒が次第にくずれ、保水性、通気性が悪くなります。そうなると、樹は次第に活力を失って、生育不良とか枝枯れなどをおこすことになります。
そこで、伸びすぎた根を切り取って整理し、新しい用土で通気性や保水性、排水性を良くし、新根を良く伸ばすために植えかえをします。
●植えかえの間隔
樹種、樹齢によって異なりますが、松柏類では3〜5年、その他では1〜3年で植えかえます。若木とか養成中の樹では間隔を少し短くします。なお、用土に目づまりがおこれば、なるべく早い時期に植えかえます。
●植えかえの時期
一般には、常緑樹では春の彼岸頃を中心に、2月〜5月頃が良く、秋は9月〜11月頃が敵期です。
なお、植えかえ適期まで待つと生育不良がはなはだしくなるような場合には、表土附近の用土を取り替えたり、鉢底に粗い用土を入れます。また鉢全体が目づまりしたときは、底から竹ぐしなどで突きさし排水をよくします。
●用土
樹種、地域、樹高、鉢の種類、用土の量などにより異なりますが、水はけのよさを好む樹種には砂を多くし、水持ちのよいのを好むものには保水性のよい用土とします。また、たびたび灌水のできる条件にある人は砂を多くします。地域別には関東を中心に東の方では赤玉土を主体に砂(富士砂、桐生砂など)を少し入れますが、西日本では砂を主体にしています。雑木類ではこれに腐葉土を1割ほど入れます。ツツジ類では鹿沼土を主体にします。
用土の粒径は、鉢底にはやや大粒のものを入れ、上部はやや小さめのものにします。小品では1〜2.5?の用土を使います。なお、使用する用土はあらかじめミジンを抜いておくことが大切です。
●植えかえの方法
古い土を竹箸などでほぐし、伸びすぎた根を切ります。切り込む量は樹種によって異なり、針葉樹では3分の1、雑木類では2分の1ぐらいが適当ですが、サツキなどは3分の2ぐらい切りつめてもかまいません。
なお、太い根の切り口は幹に対して斜め下向きに切りつめます。
鉢合わせの後、鉢底に大粒の用土を入れ、上に作り土をやや中高に入れ、位置をきめて植え込みます。その後、作り土が細根の間に十分いきわたるようにします。最後に化粧土で仕上げます。
1.植替え前
2.鉢からぬく
3.根をほぐす
4.根の整理
5.鉢の準備
6.用土を入れる
7.位置決め
8.用土をつめる
9.植替え後
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小西松楽園
園主 小西幸彦
小西康雄
日本盆栽協会公認講師
日本盆栽協同組合組合員
香川県高松市鬼無町佐藤217
TEL:087-881-2912
FAX:087-881-2912